COVERT CLOTH FROM V.B.C

「ORDER JOURNEY」は、私たちが日々お客様をご案内するなかで出会った、印象的なエピソードをご紹介するシリーズです。今回は、IGARASHI TROUSERSといえば”COVERT CLOTHで2インプリーツ” といっても過言ではないほど、年間を通して多くのご注文をいただく生地。今回はそんなCOVERT CLOTHについてご紹介します。

そもそもCOVERT CLOTHとは、キツネ狩り用のハンティングジャケット(コバートコート)に用いられていた生地が起源とされています。山中での狩猟に耐えうるよう、堅牢性と耐久性を備えた素材が求められていました。

そのため、経糸には2色の異なる糸を撚り合わせた双糸の杢糸を使用し、緯糸には単色の紡毛単糸を配置。自然の景色に溶け込むよう、奥行きのある色合いを生み出す工夫が施されています。現代の都市生活では、なかなか馴染みのない背景かもしれませんが、そこには先人たちの知恵と工夫が凝縮されているのです。

実はこの生地、IGARASHI TROUSERS内でも非常に人気が高く、その汎用性の高さから、どのスタッフも必ず1着は所有しています。それは、高密度に織り上げられ、抜群の耐久性を誇るだけでなく、防シワ性と復元力にも優れた生地だから。

出張先のホテルで一晩ハンガーに掛けておくだけで、翌朝にはほとんどのシワが消えてしまうほど。その回復力の高さは特筆すべき点といえるでしょう。サイジング次第でスーツの組下としても、カジュアルなスタイリングにも対応できる懐の深さを持ち、私たちは年間を通しておすすめしています。

このCOVERT CLOTHを手がけるのは、1663年創業のイタリア・ビエラ地方を代表する、世界最古級の高級服地メーカー「VITALE BARBERIS CANONICO(ヴィターレ・バルべリス・カノニコ)」。

最高峰と称される環境のもとで丁寧に織り上げられたこの生地には、長い歴史の中で培われてきた技術と美意識が息づいています。時代を超えて受け継がれる名作を、ぜひIGARASHI TROUSERSでご体感ください。

東京アトリエ
〒107-0052 東京都港区赤坂8-7-1 マノワール藤102
TEL 090-2190-5365
CONTACT

LECTEUR神戸サロン
〒650-0024 兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-5 海岸ビルヂング307
CONTACT